世界自然遺産・知床の玄関口「羅臼町」でのオシゴト。
北海道・羅臼町は、世界自然遺産「知床」の玄関口に位置する、海と山に囲まれた豊かな町。
その自然を守りながら、「地域の暮らしと未来を支える」それが羅臼町役場、そして地域おこし協力隊のお仕事です。
◆【羅臼町役場職員】として働く魅力
観光・まちづくり・教育など、幅広い分野で地域に貢献できるのが魅力。
町が管理する施設の訪問など、デスクワークにとどまらない地域密着型の業務も多数あります。
地元出身者だけでなく、移住者も多く在籍しており、「シャチを見に訪れたのがきっかけで移住しました!」という道外出身の職員も。
役場の周辺にはドラッグストアやコンビニもあり、車で10分ほど走ればスーパーも。自然の中でも安心して暮らせる生活環境が整っています。
◆【地域おこし協力隊】としての新たな挑戦
全国各地から集まった北海道外出身の隊員が活躍中。
住まいや移住のサポート体制も万全なので、UIJターンを考えている方も安心です。
活動を通じて地域と深く関わった後は、起業支援制度もあり、地域の課題をビジネスチャンスに変えることも可能です。
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羅臼町について

羅臼町は、山と海に囲まれ、住民がいきいきと暮らす魅力あふれる町です。目の前には北方領土の国後島を望むことができ、四季折々の美しい景観が訪れる人々を魅了します。
約4,000人が暮らす羅臼町は、広大なオホーツク海に長く突き出た知床半島の397.9km²の土地に位置しています。夏は15℃から23℃、冬は-10℃から4℃と、季節ごとの変化に富んだ気候も羅臼の魅力の一つです。
羅臼町の役場職員は約100名。小さな自治体だからこそ、一人ひとりの職員が担う役割が大きく、地域への貢献を感じやすい点が魅力。部署を越えた協力体制も整っており、職員同士が下の名前で呼び合うなど、フレンドリーな雰囲気が働きやすさにもつながっています。
また、羅臼町では、地域おこし協力隊として活躍する先輩隊員たちが全国から集まっています。北海道での暮らしが初めてという方がほとんどで、中には遠く九州から移住を決意された方もいらっしゃいます。これは、羅臼町が持つ独特の魅力と、新たな生活を始める人々を温かく迎え入れる風土があるからこそです。
地元出身者も移住者も分け隔てなく受け入れる温かい文化があり、職場も暮らしも「優しさ」に包まれています。
インタビュー
仕事の多彩さが役場の魅力。「やってみたい!」と思えることがきっとあるはず。
■産業創生課/敦賀聖也

僕は羅臼町出身で、高校卒業と同時に役場の職員になりました。「なぜ(地元に)残って?」と聞かれることは多いんですが、理由はシンプルで、ここが好きだから。例えば羅臼町には、中心部からすぐのところに「熊越の滝」という滝があります。水は澄み、空気はきれいで、鳥のさえずりも聞こえ…知床の良さを五感で感じられる場所です。子供のころは特に自然に興味もなく、家でゲームをしていたいタイプ(笑)。しかし、羅臼高校で知床学(知床の自然や歴史、文化を理解する独自科目)を学んでこの自然が特別なものだと知り、地元にとどまる決意につながりました。
役場の仕事って、教育や福祉に関わること、地元のPRに関わることなど、幅広い業務が含まれます。特に羅臼のような小さい役場では、何かあれば「総出」で対応し、課の垣根を超えることもしばしば。自分が担当するふるさと納税の部署でも、地元業者の選定や返礼品の商品開発、パッケージデザインにマーケティングとやることは色々。仕事の幅が広い分、どんな人にも「やってみたい!」ということがあると思うんです。人間関係や職場の雰囲気は抜群!空気感の良さを重視する人にはぴったりな環境だと思います。
シャチ好きが高じて、羅臼町へ。
町に恩返ししたいと役場職員に応募。
■教育委員会 学務課/石本有紀

シャチが本当に好きで、それがきっかけで羅臼に通うようになりました。大学では実はアメフラシを研究してたんですけど(笑)、羅臼で野生のシャチが見られると知ってから、毎年のように足を運ぶようになったんです。働いていた頃も、冬のボーナスを全部羅臼旅行につぎ込んでました。それくらい、羅臼でシャチを見るのが私のモチベーションだったんですよね。30歳を機に仕事を辞めて札幌へ移ったんですが、たまたま役場で職員募集しているのを見つけて、思い切って応募しました。
今は教育委員会で学校関連の業務を担当しています。正直、前職より難しいことも多いですけど、やりがいは大きいです。町の人もあたたかくて、行事やイベントにもよく誘ってもらえるんです。もう、関西には戻れないですね(笑)。自然も食べ物も人も魅力たっぷりの町です
夫婦で羅臼町に移住。
ほかには見られない素晴らしい景色が広がっており、ガイドする言葉にも説得力が生まれます
■地域おこし協力隊/笹崎浩丸

愛媛での暮らしも良かったんですが、夏の暑さがどうしても体に合わなくて。北国出身の僕たちにはちょっと厳しかったですね。そんなとき、妻が「一度でいいから北海道に住んでみたい」と言い出しまして。それならと、阿寒の地域おこし協力隊に応募し、自然ガイドとしての活動を始めたのがきっかけでした。それまで寺社などの観光ガイドはしてきましたが、自然ガイドは初めて。最初は手探りでしたが、自分で勉強しながらやっているうちに、どんどん楽しくなってきたんです。釣りも好きなので、自然の中にいるのが性に合っていたんでしょうね。
阿寒での活動後、釧路や羅臼を訪れるなかで、次に住むなら羅臼がいいなと自然に思うようになりました。今は協力隊として活動しながら、「Hiro&Noki Adventure Tours」として外国人向けの自然ガイドも行っています。
羅臼は本当に特別な場所。羅臼は目の前に広がる自然そのものに力があるから、ガイドをするときも言葉に説得力が生まれるんですよね。簡単ではありませんが、覚悟をもって飛び込めば、ここには本物の豊かさがあります。