あの紙の『機能』は、江別で生まれています。
ハンバーガーの包み紙、コーヒーフィルター、ウェットティッシュなど。
あなたが手にする形になる前の、巨大な「紙のロール」を作っているのが私たちです。
私たちが作っているのは、新聞紙やコピー用紙といった一般的な紙ではありません。
「機能紙」と呼ばれる、特殊な性能を持たせた紙を作っています。
例えば、水や油に強い紙、水に溶ける紙、肌に優しい紙、農作物が順調に育つ紙、など。
江別工場では、それらの元となる巨大なロール紙(原紙)を製造しています。
このロールがお客様のもとへ届き、印刷や加工が施され、ハンバーガーの包み紙やウェットティッシュといった
身近な姿に変わり、皆様の手元へ届きます。
ハンバーガーやドーナツを食べる時、コンビニでドリップコーヒーを飲む時、赤ちゃんのおむつを交換する時……
気付きにくいけれど、実はたくさんの場所で、私たちの製品は使用されています。
皆様の生活が快適になるように、普通の紙に「強さ」と「上質」をトッピングしています。
縁の下の力持ちとして、モノづくりの根幹を担う仕事をしてみませんか。
王子エフテックス株式会社について

■北海道唯一の拠点で、世界に誇る技術を。
製紙業界のリーディングカンパニーである「王子グループ」。
その一員として、高度な技術を要する特殊紙の製造を担っているのが、私たち「王子エフテックス株式会社」です。
国内に複数の工場を持っていますが、北海道内にある製造拠点は、ここ江別工場だけなんです。
■なぜ、江別なのか。
いまから100年前、この場所で紙づくりをスタートしました。
この場所が選ばれたのには、明確な理由があります。
石狩川と千歳川の合流点という立地は、原料となる木材を集めるのに最適であり、紙づくりに欠かせない豊富な水資源にも恵まれていました。
さらに、製品輸送のための鉄道や、燃料となる石炭の入手ルートがいち早く確保されていたことも大きな要因です。
先人たちが築いたこの歴史的背景が、今の私たちの基盤となっています。
■歴史は古く、中身は新しく。
100年以上の長い歴史を持っていますが、工場の中身は常に進化しています。
技術は随時新しいものを取り入れ、工場内も整理整頓を徹底。
伝統を土台に最新の環境を整えることで、江別工場でしか作れない、他社では真似できない高難度の製品を生み出し続けています。
■地域に根ざして働く。
現在、江別工場では約120名の社員が働いており、そのうちの約半分が紙づくりの機械オペレーターとして活躍しています。 道外への転勤はありません。
「生まれ育った北海道で、安定した仕事に就きたい」「腰を据えて技術を磨きたい」。そんな想いに応えられる環境が、ここにはあります。
インタビュー
「君が本気なら紹介するよ。」
常連のお客様だった社員さんの言葉が、人生の転機に。
整骨院の副院長から、未経験の工場勤務へ。
最初は不安だった三交替制も、今では「家族との時間」を増やす大切な生活リズムになっています。

前職は整骨院で8年間勤務し、副院長まで務めました。 しかし、給与面での限界や将来への不安を感じていた時、お客様として来院されていた今の会社の先輩に、現状を相談したのが転職のきっかけです。 「本気で行きたいなら紹介するよ」。その言葉に背中を押され、全くの未経験でしたが飛び込みました。
正直、日勤のみの生活から三交替制への変化は不安でした。初めての夜勤で強烈な眠気に襲われた時、リーダーが「ちょっと寝てきな(笑)」と声をかけてくれた優しさは忘れられません。
入社当初は先輩の後ろについて回るだけでしたが、2カ月経った今は紙の厚さや強度を測る検査業務を学び、一箇所だけですが、機械操作も任せてもらえるようになりました。
何より嬉しいのは、家族との時間が増えたこと。 朝勤務の日は14時に仕事が終わるので、まだ明るいうちに帰宅して、子どもとゆっくり過ごすことができます。将来の安心と、家族との笑顔。その両方がここで手に入りました。
「身近な物を作る仕事は面白いぞ。」
叔父の言葉は本当でした。
年間シフトが決まっているから、予定の立てやすさは抜群。 ハンバーガーの包み紙や宝くじなど、街中で自分の仕事の成果に出会える毎日です。

先にこの工場で働いていた叔父から、「三交替は慣れるまで大変だけど、身近な物を作る仕事は面白いぞ」と勧められ、高校卒業後に入社しました。
最初の1年は生活リズムに慣れるのに精一杯でしたが、今ではこの働き方が気に入っています。 シフトのサイクルが決まっているので、1月の時点で1年間のスケジュールが分かりますし、平日休みはどこへ行っても空いていて快適。もちろん有休もしっかり取れます。
現在担当しているのは、巨大なロール紙をお客様の指定サイズにカットして包装する「仕上げ」の工程です。 正直、入社当初は紙への興味は薄かったんですが、今は違います。 手が汚れないようにハンバーガーを包んでいる紙や、ドーナツを食べる時に使う紙、宝くじ、駐車券など。自分が仕上げた製品が実際に使われているのを見ると、「あ、これ自分がやったやつだ!」と嬉しくなるんです。この密かな誇りが、9年間続けてこられた理由ですね。
父の背中を見て育ち、親子二代でこの工場へ。
高卒入社から26年、今はリーダーとしてチームを支えています。
次の班にバトンを渡せる「お互い様」の風土が、長く働ける理由です。

自分の父もこの工場で働いて定年まで勤め上げました。 私にとってここは、子どもの頃から身近な場所。三交替勤務の生活リズムもイメージできていましたし、何より「地元の江別でずっと働ける」ことが、高卒で入社を決めた一番の理由です。
現在はリーダーとして、30代から50代の男性6名のチームをまとめています。 この工場の好きなところは、「お互い様」の風土があること。 勤務時間が終われば、次の班の仲間に「あとは頼むよ」「任せて」とバトンタッチ。忙しい時があっても、時間が来ると次の班に引き継ぐ、これが私たちの働き方です。
一番印象に残っているのは、入社間もない頃に新設備の立ち上げに携わったことです。 導入してもすぐには良い紙が作れず、「この紙は作れたけどあの紙はダメだな〜」と先輩たちと手探りで調整を繰り返しました。 完全に安定するまで10年近くかかりましたが、機械が育っていく過程をゼロから経験できたことは、かけがえのない財産になっています。
















