新ひだか町で70年近く前から林業に携わっている「三浦興産」。
民有林の仕事や自社の保有林の整備などもあるため、人手が多いに越したことはなく、積極的な採用活動を行っています!
農業、漁業を支えているのが、同じ1次産業である林業。
豊かな森を携える山から流れ出た川の水は、農作物を育み、馬や家畜を育て、森の栄養を蓄えて海へ流れ込み、魚や昆布も育んでいきます。
森を守り、育てる林業があるからこそ、豊かな土壌、豊かな海を育むことができるのです。
創業は昭和29年。
長い間このエリアの森を守り、育ててきた事業者として、未来へ森を継承していくため、次の人材を育てていかなければという責務も感じており、積極的な採用活動を行っています。
企業概要

昭和29年創業。
造林、素材生産(造材)を行う林業の会社です。
ただ、林業だけではなく地域に根差した業者として、地域の方から頼まれたことで当社ができることはできるだけ引き受けています。
土木もできるので、牧場の方から牧柵を設置してほしいと言われれば設置しますし、運搬もやれるので牧草ロールの運搬を頼まれたら、それを運んだりもしています。
山の現場も解体の現場も、地元の漁師さんや農家さんが手の空いているときにパートで入ってくれることもよくあり、町の人たちと持ちつ持たれつの良好な関係を今後も続けていきたいと考えています。
インタビュー
自然豊かな環境のなかで全社員がのびのび働き、そして充実した暮らしを実現できるように・・・。
<三浦 昌広/代表取締役社長>

新ひだか町の8割以上を森林が占めており、当社の主軸事業も林業ですが人手不足・業者不足は否めないのが実状。
今は林業の機械化が進んでおり、うちも様々な重機を保有していますが、重機だけに頼れない部分もあり、山に入る職人の技術力や経験も必要になってきます。
そういう意味で言うと、うちは日高の山を知り尽くしているベテランのスタッフが多く在籍しているのも特徴。
今も若いスタッフが入って、その技術を継承するために頑張ってくれていますが、まだまだ次世代を担う人材の必要性は感じています。
私自身、仕事をする上で大切にしていることは、思いやりの心を忘れないこと。
立場上は社長ですがトップダウンではなく、社員のやりたい仕事や働き方さえも可能な限り受け入れています。
稼ぎたい人、休日を重視してプライベート優先で働きたい人、働き方の希望は様々だと思うので、あらゆる方々の受け皿となれる企業でこれからもありたいと思っています。
林業部門で、高性能林業機械・ハーベスタの操作を担当。
未経験から手に職をつけることができる環境です!
<髙木 杏/入社7年目>

Q.三浦興産で働くきっかけは?
高校を卒業後は車や乗り物に関係のある仕事に就きたいと考えていたら、ちょうど社長から声をかけてもらい入社しました。
最初の1年は工場で車や重機の整備の仕事をしながら、重機に関する免許をひと通り取得しました。
費用はすべて会社が持ってくれたのでありがたかったです。
その後、ある程度重機の操作ができるようになってから山に入って林業部門の仕事をしています。
Q.職場の雰囲気は?
社長にも気軽に話しかけやすい風通しの良さや、自由で大らかな会社全体の雰囲気が気に入っています。現場の年齢層は20~60代と幅広いのですが、みんな気さくで話しやすいので、年齢はあまり気にならないです。
新しいスタッフが入ってきても、自然とみんなが仕事を教えてくれる感じなので、なじみやすいと思います。
みんなやさしいですし、分からないことは聞けば何でも教えてくれます。
山の仕事は安全第一で、チームワークも必要。
普段からしっかりコミュニケーションが取れているので、うちはそのチームワークもばっちりです。休みも取りやすいです。
仕事もプライベートも充実。
広大な自然の中で常に自分らしくいられる居心地の良さがあります!

Q.仕事の面白さ、やりがいは?
自分が今乗っているのは、ハーベスタと呼ばれる林業機械。立木の伐採、枝払い、丸太の長さを測って切っていく玉切り、その丸太の集積まで、すべて1台でできてしまう高性能な機械です。30個近くあるボタンを駆使して操作を行うのですが、6年ほど乗っているので操作もだいぶ慣れ、楽しく仕事ができています。
Q.日高エリアの暮らしは?
今は浦河町に住んでいるのですが、もともと日高の様似町で生まれ育っているので、日高エリアは自分にとって居心地が良い地域です。北海道の中でも雪が少ないほうですし、海も山も近くて自然が豊か。
日常生活でも特に不便を感じることはありません。
食品や日用品など買い物をするところもあるし、飲食店も結構ありますし。
地元でとれた野菜、肉、魚など、おいしいものをもらう機会も多いですしね。
都会にいると何でもすぐにお金がかかりますが、こっちにいるとお金を使うことも少ないから、趣味や好きなことにお金をかけられます(笑)。休みの日は愛車をいじったり、ドライブに出かけたりして過ごしています。