利益率の高さを生み出す独自の出店方法。 地域にも社員にも「愛される」会社を目指しています。
当社は初代の「店はお金を貯めてから建てろ」の格言から8割の店舗が土地も建物も自社のもの。借り入れや賃料が少ない分、商品価格を抑えることができますし、従業員にも還元できます。大手とは異なり、株式公開をしていないため、株主から売上の拡大を求められ、次々と土地や建物を借りて店舗展開することもありません。マニュアルや制約でガチガチに縛られず、アイデアを実行しやすいのも特徴です。
地場のスーパーが大手と張り合うには、生鮮三品が肝です。当社の場合、「鮮魚」がその先鋒を担い、対面の魚屋のように調理して販売する店舗も増加中。この独自路線によってファンが次々と生まれています。
職種は希望をできる限りお聞きします。例えば、居酒屋で魚をさばいたことがあれば鮮魚部門など、経験に見合った場をご用意。さらに、チーフや店長を目指すだけではなく、「魚を切り続けたい」など職人の道を極めるのもOKです。もちろん、技術を評価して給与にもしっかりと反映しています。
勤務店舗もお住まいを考慮し、今後の転勤も家庭や持ち家の事情に配慮します。大手ではない分、社員一人ひとりの人生も大切にしたいと考えております。
インタビュー
フードD365VAlue店 店長/成田 幸法
「自分の腕や仕入れた情報次第で、
店舗に活気とお客様の笑顔を生み出せるのがローカルならでは!」
大学卒業後、豊月に入社しました。実は地元が創業者一家と同じで、「ウチで働いてみないか」と誘ってもらったんです。正直、当初は「まあ、やってみるか」という気持ちでしたが、フードDはお客様に喜んでもらえるシーンが数多く、しかもそれを自分の裁量で生み出せることにすぐに虜になりました。持ち場が鮮魚であろうと、グローサリーであろうと、自らの腕次第で売場をガラリと変えられ、手に取る人の笑顔を増やせるのです。
当社は入社後に希望する進路に寄り添ってくれるのも特徴。私の場合は、お客様に喜んでもらえる場面をお店のあちこちに作りたいと考え、管理職に進む道を選びました。店長として売上やスタッフの管理をする他、「情報収集」が大きな役割。市場に眠っている人気商品や問屋から仕入れられるお買い得品などを耳で集め、各チーフに伝えることで店に活気とお客様の喜びが生まれます。大手のようにルールや仕組みに縛られない分、店長の手応えも大きいはずです。
経営層との距離も近く、社長も一人ひとりの名前を覚え、家庭を持つ人は転勤させないように配慮してくれます。他スーパーからの転職者は「あり得ない気遣いだよ」とよく驚いていますよ(笑)。
フードD365VAlue店 鮮魚チーフ/漆間 豪邦
「苫小牧市場の地物や珍しい魚種、「朝獲り」を仕入れ、
自分で商品構成を考えられるのが大きな魅力。」
前職もスーパー内の鮮魚コーナー。7年ほど働きましたが、豊月に転職した元同僚から「もっと鮮魚の仕事を楽しめる」と誘ってもらったことが入社のきっかけです。
当社の鮮魚部門は一般的な魚種に加えて、地物や珍しい魚介を扱えるのが魅力。何より、苫小牧市場では「朝獲り」が多いため、抜群の鮮度で商品を提供できるのに驚きました。パック詰めしても魚が動くことも多いため、お客様がビックリするのもフードDならではです。こうして仕入れたものを自分で商品化し、思惑通りに売れるとモチベーションになります。僕はもともと話すのが得意ではありませんが、魚屋スタイルでお客様の注文を受けるのも、仕事と割り切れる程度でしょうか(笑)。
当社はムリに管理職に上げられることはなく、現場志向を尊重してもらえます。現在はチーフですが、マネージャーになることは考えていません。それよりも、より良い魚を仕入れ、さばき、提供するのがやりがいなんです。
当店の鮮魚部門は17時が定時。以前より早く帰れることで心にゆとりができましたし、有休も積極的に取得するのを推奨される環境。転職して良かったと10年経った今でも思います。
フードD365平岡食彩館/半田 めぐみ
「イチ社員でも問屋さんから掘り出し物を見つけ、
お客様に喜ばれる売場づくりをすることができます。」
フードDでパートを始めたのが15年ほど前。接客は未経験でしたが、家から近いので気軽に応募してみました(笑)。社員をはじめスタッフの皆さんはフランクで、困った時には助けてくれる人ばかり。2年ほど前、正社員登用の声をかけてもらった時、子どもたちも手がかからなくなったことも後押しになり、挑戦しようと思いました。
当社はイチ社員であっても、問屋さんから情報を集め、掘り出し物を見つけて良いくらい自由度が高いのも魅力。お客様に喜んでもらえる売場づくりをできるのが大きなやりがいになります。
最近は新商品を本部が一括で仕入れ、各店舗に振り分けるなど、効率性を高めるための取り組みも進んでいるところです。一方で、売場面積に対して発注単位が大きい時には、「納品の量を見直してください」と伝えると、キチンと対応してくれる柔軟性はそのままです。
パート時代に比べて休みの日は減りましたが、連休も取得できますし、特売日と重ならなければ土日に有休を取ることもできます。待遇も良いので、貯金がちょっとだけ増えました(笑)。今は売場づくりに加え、パートさんの成長も手応えの一つ。楽しく働くための教育にも力を入れていきたいです。